2013年6月30日日曜日

Book-off

日本でおなじみのブックオフ。これはオペラ地区にあるものです。

店内のレイアウトは日本とまったく一緒。値段も一冊1ユーロからと同じです。

日本人もフランス人も来店する為、店員さんも日本人・フランス人共に数人いらっしゃいますが、フランス人店員さんの日本語の流暢さに驚かされます。



14ユーロでポール・デルボーの画集、3ユーロで中島らもの散文『愛をひっかけるための釘』を購入しました。

良い買い物しました。

2013年6月29日土曜日

晩ごはん

晩御飯はお昼ご飯のちょっとだけ豪華版。

マッシュルームをソテーしたものとチーズをプラスしました。


やはりお皿が小さいとちょっと窮屈ですね。

手早く作れる物がモットーなのでいつもこのような手抜き料理ですが、本当の手抜きは今日のブログかも。

2013年6月28日金曜日

お昼ごはん

外食は高いので、簡単ではありますがほぼ毎日自炊しています。
今日はサラダとパンと肉を焼いたもの。

画像のパンは全部で1ユーロちょっと。
安いパンはバターを溶かしたフライパンで軽く焼くと味がワンランクあがるのでいつもそうしています。

ワインの横に置いてあるのはマヨネーズ。
Mayonnaiseがフランス語である事は 訪仏後に知りました。


洗い物を減らすためとはいえ、客観的にみるとワンプレートはちょっと哀愁漂うか。。。

2013年6月27日木曜日

ジューンブライド

最近街中で花婿花嫁を良く目にします。6月に入ってこれで3度目。

プライベートなのか撮影の仕事なのかはわかりかねます。
なにはともあれ、めでたい事なので遭遇すると得した気持ちになります。

ピンボケしてしまっているのが残念です。



それにしても自分自身の結婚はいつになるのやら・・・。

2013年6月26日水曜日

蚤の市

先週末の話になりますが、近所の見慣れた通りが1km程にわたって突然蚤の市になっていました。

パリに来てから初めての事でした。なにか特別な日だったのかもしれません。



露店でカードは使えないのでATMで現金を50ユーロ程下ろし、掘り出し物がないか見て回りました。

古い玩具や絵本など陳列されているものはさまざま。



写真は撮り忘れましたが、目を引いたのはワインオープナーの露店で、持ち手がクジラだったり犬だったりと面白い物が揃っていました。しかし高価だった為購入には至らず。

結局この日は画集等を売ってる店で15ユーロの写真集を買いました。

2013年6月25日火曜日

タバコ屋さん

行きつけのタバコ屋さんです。葉巻から巻きタバコまで種類豊富。

値段はマルボロ1箱6ユーロと非常に高価です。(1ユーロ130円として780円)


この店はクレジットカードが15ユーロ以上でないと使えないので、いつもまとめ買いをしています。

マルボロ4箱購入する際の台詞は

『ボンジュール! マルボロ キャトーパケ シルブプレ』 です。
現地の言葉で  あいさつ、物品名、数、お願いします ですね。


しかしタバコが社会的に嫌われ始めている昨今、財布にもやさしくないですし、やめないといけないなと思っている次第ですが・・・なかなかやめられません。

2013年6月24日月曜日

埃をかぶったブーツ

訪仏の際荷物になるので、靴はお気に入りのブーツを履き、一足のスニーカーを旅行かばんに入れてきたのみでした。

趣きのある石畳を颯爽とブーツで歩くと気持ちいいのですが、ものすごく疲れる上に踵の減りが激しいので、専らスニーカー生活になっています。

凹凸がなく少し柔らかいアスファルトは、趣きこそ欠けるものの文明の利器だなと思わざるを得ません。


しかし街の靴屋さんには豊富な種類の美しい革靴が安価で置いてあり、欲しくなる衝動に駆られてしまいます。

2013年6月23日日曜日

橋の上のピエロ

画家として外出の際は何時もスケッチブックを持ち歩いていますが、一瞬を捉える事ができるのはやはりカメラ。

カメラは素人の上、携帯端末で撮っているのでピントがあまいですが、ピエロの動きとシャボンの形がそれなりにうまく撮れているのではないでしょうか。


このまま絵にできますね。イマジネーションを掻き立てられる光景です。

今日はとても実りある一日になりました。

2013年6月22日土曜日

ロマンチック街道

本物のロマンチック街道はドイツですが、こちらは住んでいるアパルトマンのすぐ脇。
都会を忘れさせる遊歩道です。


随所に遊具が設置されており、昼間は子供たちの楽しげな声が絶えません。

以前紹介した卓球台もここにあります。


ちょうど今はバラが咲き乱れる時期。

どこまでも綺麗なアーチが続きます。


バラは秋にもまた咲くようなので楽しみです。

2013年6月21日金曜日

歯科医院

虫歯を発見したので近所の歯医者さんにいってきました。
運の良い事に日本人の方が通訳して下さるので言葉の問題はありません。

中に入るとたくさんの絵が飾ってありました。絵画に興味がおありのようです。
私が画家であることを伝え、いくつかの作品映像を見せたところ大変気に入ってくださり、それからしばらく美術談義に華を咲かせました。


これが外観です。ぱっと見には歯科医院とは思えませんね。
扉の上の彫刻がとても精巧です。

話が虫歯から逸れてしまいましたが、小さな虫歯で80ユーロかかりました。(レントゲン撮影あり)
こちらの保険が無いのでかなり高いですが、海外保険に加入しているので帰国後にいくらかは戻ってきます。

治療の仕方や技術に関しては日本のそれとさほど変わらない感じでした。

歯科衛生士の若い女性がフランス人であることをのぞけば。(笑

2013年6月20日木曜日

チーズ

チーズぎっしりの棚はワインのときと同じスーパー。
このブログでワンパターンのフレーズ『食べ物が安くておいしい』をまた繰り返してしまう物の1つ。

先進国ですが、食料自給率120%もある国は本当にいろいろ安いです。


このチーズの中には高いものもありますが、ほとんどの値段は2~3ユーロ程度と安いので、食べ比べて楽しんでいます。
(1ユーロ130円換算で300円前後)


この写真中央はプレジデントというフランスの有名チーズメーカーのものです。
日本にもデパートなどにありますね。癖がなく食べやすいです。

日本だとこの大きさのプレジデント(350g)は1000円を超えているのではないでしょうか。

2013年6月19日水曜日

コイントス

まだ屋外で自動販売機を見たことがありません。
盗難されてしまうからでしょう。

これは、駅のホームに多数設置されている自動販売機です。



ジュースだけではなくお菓子なども買うことができます。
値段は1~2ユーロ程度。日本との違いは紙幣が使えない事、そして入金方法です。

やり方は丸い穴に硬貨を入れ、レバーを上に弾きます。


日本のように穴に入れるだけのほうが合理的な気がするのは私だけでしょうか。


2013年6月18日火曜日

ワイン

この写真はどこでしょう?


答えは酒屋さんではなく、普通のスーパーマーケットです。

この品数はさすがにワインの国。

値段はピンキリです。このワイン達の特筆すべき点は安くてもおいしいということです。

日本で1000円以下だと後悔するようなものがほとんどだと思います。
しかしこちらの安いものは2ユーロ以下。それすら何の問題も感じません。



今日は3ユーロほどの白を2本買って帰りました。

2013年6月17日月曜日

お国柄

日本では一部の自治体を除いて不燃ごみと可燃ごみの区別が必要です。
場所によっては、資源ごみ、プラスチックゴミなど細かい規定がありますね。

ドイツでは厚手のペットボトルをそのまま再利用したりとエコに努めています。
(リユースボトルは傷だらけ。)


一方フランスは、粗大ゴミという考え方すらあるかどうか怪しいくらい。


本当にフリーダムです。

2013年6月16日日曜日

異文化交流

僕は本屋が好きです。本の表紙や絵本、そして画集などを見てまわるのが日課になっています。

その中でも画集の値段には驚きました。

エコールドパリの上等な新品ハードカバーが20~30ユーロ程で販売しています。
日本では1万円くらいするものなので、衝動買いも少なくありません。


日本はこのような本に限らず、レコード、CD、DVD、Blu-ray、最近では未翻訳の電子書籍のデータなどという手間も質量もないものまで海外の数倍の値段がついていることが多いです。

(ちなみに洋書や洋楽CDなどを僕の友人が購入する場合、日本のamazonではなく海外のamazonに直接注文すると送料を含めても驚くほど安いらしいです。ただし到着は半月以上かかります。)

仲買業者の多さ、利権、関税などいろいろあるのでしょうが、子供達でも多くの文化に触れられるように、もっと手ごろな価格になってほしいです。

もちろん翻訳されているものが割高になるのは仕方ないですね。


画集の安さは絵の勉強をする際に不可欠なので嬉しいですが、気づけば何十冊になったのやら。

帰国する際にどうするのかは考えないようにしています。

2013年6月15日土曜日

昇降機

僕の住んでいるアパルトマンのエレベーターです。


外部は金網の扉、内部は全面が木目。物件探しのときに一目で気に入りました。

このように見た目はクラシカルですが、意外とハイテクで到着階をアナウンスします。
視力が落ちている方への配慮だと思われます。


でも狭くて3人乗ったらぎゅうぎゅう詰めです。

2013年6月14日金曜日

信号機

フランスの信号機は日本の物より小さくて可愛いのですが、日中はかなり見づらいです。

この事は日本から遊びにきた友人の誰もが一度は口にします。


その理由は、大きさよりも彩度と明度だと思います。
目の虹彩が薄い欧米人にははっきりと見えるのかもしれませんが、真相はどうなのでしょうか。

とはいえ見える見えないに関係なく、車が来なければ渡る人が圧倒的に多いのが実情です。(笑

2013年6月13日木曜日

川辺のセラピスト

昨日の記事をみてやってきたのでしょうか。
セーヌ川沿いを歩いていると丸々と太った猫が近寄ってきました。

初の外猫さんです。

 
こんなチャンスを逃す手はないので、路上に座り込みここぞとばかりに撫で撫で。


パリに到着してから動物と触れ合ったのは、公園で若いゴールデンレトリバーがじゃれついて来た時以来なのでとても癒されました。

日々の世話、飛行機による長距離移動や検疫など、問題が多いので飼えませんが動物と一緒の生活には憧れます。

2013年6月12日水曜日

リフレッシュ

陽気が続いています。

ブログではいつも気ままに散歩してるかのように見えますが、実際は作品の題材やその構図探しで足が棒になるくらい歩き回っています。
家は家で、個展への不安や、思い通りに筆が進まないことに悩む日も少なくありません。

画家達が少なからず心を病むのがわからなくはないです。(僕はまだ大丈夫なのでご安心を)


こういう日々が続いたときにはルーブル近くのチェイルリー公園で噴水を見ながらボーっとするのが一番。
水の粒子が霧となって体を包み込み、心穏やかになります。

たまには何もしない何も考えない時間って大事ですね。
リセット完了です。

2013年6月11日火曜日

小さな恩返し

以前、生活に追われて絵に集中できない年月をすごしていました。
アルバイトしながらの制作活動では良い絵が描けるはずもありません。

このままでは無為な時が過ぎていくだけだと思い悩んでいたとき、手を差し伸べてくださった方がいました。

個展が成功し、絵で収入を得るようになるまで居候させてくださった御夫婦の結婚記念日に、毎年絵本をプレゼントしています。


内容は、御夫婦の家で起きた色々なことをコミカルに描いたものです。

いつかきちんと恩返しをしたいと思っています。

2013年6月10日月曜日

地上絵

セーヌ川のほとりで巨大な路上イラストを制作している方々。



制作風景を観察すると、一畳ほどのマスキングテープの様な物を何枚も直接貼り付けた後、丁寧にカットしている様でした。
その後カット部分に塗料を流し込むのか、それ自体が絵になるのかは不明です。

上から見下ろすと世界地図や動物、その他いろいろ大胆に描かれていて楽しいです。


しかしこの世界地図、よくよくみると四国がなかったりします。

2013年6月9日日曜日

トイレ事情

日本とは違い、ひとつの公衆トイレに一部屋しかありません。

仕様もちょっと特殊で、用を足して外に出ると床と便器を自動洗浄します。
そのため一人あたりの時間が長く、行列ができている場合は長期戦を覚悟しなくてはなりません。
なんとも気長というか非効率なトイレです。

僕は急ぐときにはデパートに駆け込むようにしています。
(デパートのそれは日本と同じです)


今のところパリ中心部では有料のものに出会ったことはありません。
(ベルサイユ近郊は有料でした)

それにしても自分で水を流せないというのは女性にとってかなり抵抗がありそうです。
こちらにいらした際にはお気をつけを。

2013年6月8日土曜日

卓球

近くの公園には備え付けの卓球台が4、5台あり、子供達がラケット持参で遊んでいます。


欧州のイメージに無かったので驚き ました。ベンチに腰掛けて観察すると、腕前もなかなか。

マニアックな話をすれば、ラケットもラバー張替え式の高価な物 を使っていました。


いつの日か『卓球と言えばフランスでしょ』なんていう日が来るかもしれませんね。

2013年6月7日金曜日

係留船

セーヌ川の船をスケッチに出かけました。

その形や趣向はそれぞれオーナーの個性が出ていて面白いです。
食事や読書、鉢植えの手入れや昼寝を楽しんだりと甲板でのすごし方も人それぞれ。

船の絵を描くならイラスト風で夢のある愉快な物にしたいと考えているので実に参考になりました。

車を積んでいる船がいたり、


日向ぼっこをしているワンちゃんがいたり、


なぜか鯉のぼりが飾られていたり、


この船の端午の節句はまだまだ続きそう。

フランスでは許可を取れば陸上から電気などをひき、船を居住空間として使ってもいいそうです。
水上生活は不便そうですがロマンがあります。

2013年6月6日木曜日

不揃いな時計達

路上や建物の外壁で時計をよくみかけます。

その多くは止まっているか時間が狂っていて参考になりません。あまりにも多いので、時間を気にせずにパリを謳歌してくださいというメッセージではないかと考えたほどです。


ちなみにこの写真の時計は19時47分を指していますが実際は21時15分でした。

空も青々としてまだ日没前なのがわかると思います。
現在の日没時間は21時半くらい。

北海道よりさらに5度以上緯度が高いパリならでは、ですね。


これもほぼ同時刻に撮ったもの。
当然のように時刻がずれています。

2013年6月5日水曜日

ピッツァ

普段は自炊をしていますが、制作が乗ってくると手を休めたくないものです。

そんなときに重宝するのがオーブンで焼くだけのピザ。


これでたったの3ユーロ。(400円くらい)

乗っているハムやチーズが上質でとてもおいしいです。

しかし本当に食べたいのは和食。

困ったことに内陸部のせいか欧州の食文化の傾向なのか、鮮魚があまり売っていません。

久しぶりに日本の刺身や塩焼きが食べたい今日この頃です。

2013年6月4日火曜日

広告塔

『○○さんは△△の広告塔だ』 なんて使い方をする広告塔という単語。

実際の建造物としての広告塔イメージって浮かばない人が多いと思います。


これがパリの広告塔。
右の人と比べてもらえばわかりますがとても巨大です。

尊敬している佐伯祐三など、多くの画家がしばしば描いているので存在は知っていましたが、訪仏した当初、この見慣れない物に違和感をおぼえていました。

今ではその違和感がなくなり、『こっちの生活に溶け込んできたのかな』と感慨深いです。


[どうでもいい報告]
友人からタイトルの説明を求められ返答に窮したこともあり、心機一転!
タイトルと、若干レイアウトなどを変更しました。

安易ですが、渡仏はゴッホの影響を特に強く受けたものなのでこれならいいかな、と。

2013年6月3日月曜日

絵の価値

たまには長文を。

世界一知名度の高い絵といえば『モナリザ』
名作が多数展示されているルーブル美術館でも断トツの人気を誇ります。

いつも黒山の人だかり。


ダヴィンチが有名なのは疑う余地がないですが、ミケランジェロやラファエロなど他の世界的に著名な芸術家の作品よりもこの小作品の人気があるのはなぜでしょうか。

みなさん意見はさまざまでしょうが、誰もが納得できる答えは出ないと思います。

過去にはこんな事がありました。


海外のオークションで6750円で競り落とされた絵が、鑑定の結果ダヴィンチの物とされ、評価額180億円となった (1ポンド150円で計算)

この宗教画のニュース記事はこちら
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2010309/Leonardo-Da-Vinci-Is-long-lost-120m-Salvator-Mundi-painting-authentic.html

今はダヴィンチの絵という意識で見てしまうため、価値のある絵に見えます。
しかし、多数の人が参加するオークションで45ポンドだったという現実があります。

他にもこの女性を描いた作品


1998年にクリスティーズのオークションで画商が190万円で落札。(1ドル100円換算)

クリスティーズといえば18世紀から続く最も権威のある美術オークションハウスです。
世界中の名だたる画商やコレクターが参加するといっても過言ではないでしょう。

2007年、ほぼ同額でカナダの収集家がその画商から購入。
それが後の調査でダヴィンチの指紋らしき物が出たので評価額は数十億になる見込みとのこと。

クリスティーズ、そして画商のもとでの9年間。
多数のプロたちが見続けても値段が上がらなかったのは揺ぎ無い事実です。

この人物画のニュース記事はこちら
http://www.telegraph.co.uk/culture/art/art-news/6309942/Leonardo-da-Vinci-picture-worth-millions-revealed-by-a-fingerprint.html

上のは極端な例ですが、数十万円規模のマイナーな画家の作品でもこういった現象はあります。
絵の価値ってどうやって決まるのでしょう。

投機目的だとしたら寂しいですね。

私は何度か個展を開いていますが、いつも絵の値段をつける時に苦慮します。
ある意味、画家にとって永遠のテーマかもしれません。

みなさんはどう思われますか?


2013年6月2日日曜日

犬事情

こちらではリード無しで散歩している人をよく見かけます。
他の犬に気を取られずに飼い主についていくのは訓練が行き届いているからでしょうか。
スーパーマーケットやカフェでも当然のように連れています。

路上の排泄物の多さは少し気になります。日本も一昔前まではそうでしたね。


写真はホームレスのかたに寄り添う犬です。キャバリアかな?
多くのひとが犬と共に暮らしています。

話は逸れますが、この空き缶細工の灰皿はとても秀逸で、買わなかったことを後悔しています。

猫事情

日本では道端に猫がいる光景がお馴染みですが、こちらでは見かけません。

パリの画家で猫を題材とした作品も多いので、野良猫がいるものと思っていましたが、調べてみるとほとんどが室内で飼われているようです。

 
たまたま見かけたので思わずパシャリ。

外のように見えますが、これは敷地内なので家猫さんだと思われます。

2013年6月1日土曜日

煙突

パリのアパルトマンは重厚な造りの物が多い。

しかし、よく見るとその屋上には赤色の煙突が無数にあることに気づきます。

サンタさんが進入できそうにない細さです。


その不釣合いな様子がとても可愛らしく、自身の作品で描く気持ちになりました。

まだ描き始めてはいませんが、例えばモンマルトルの丘から見下ろしたこの煙突をメインに、リズミカルな物にしようかと考えております。


余談ですがこの煙突は暖炉の名残で、部屋の数だけ出ています。
オイルヒーター主流の現在、かなりの数の暖炉は埋められつつあります。


これが我が家のオイルヒーター。
電気料金の高い日本ではあまり普及していないようです。